柱の傷は思い切れないw – 4歳6ヶ月5日
なんか CakePHPのことばっか書いてたので違うことを・・・w
うちの家には1階の今の真ん中に 16.5cm角の大黒柱が1本2階まで通っている。
邪魔かもしれないとは思ったけどこれが結構邪魔になってなかったりする。
大黒柱には娘の身長を測った跡をつけている。基本ですな。
引っ越してきてすぐに1歳になったので1歳から記録されている。
しかし思い切りよく傷を付けられず、ちょろりとシャープペンで強めに書きつつ傷がちょっとはいっている状態。がりっと跡を付けられる程思い切れないのである。
その娘は先日丁度4歳半。
成長が早い今の時期は半年ごとに記録をしていて、早速測ってみた。
丁度 1m。4歳では標準かちょっと小さいくらいなのかな?
何となく大台に乗った感じでうれしいですね。
さて、その翌日柱の前を通り過ぎる娘を見て違和感が・・・
「どう見ても、昨日付けた跡よりも大きくないか!?」
柱の前には絨毯がひいてあるのでそのせいかと思い、ちょっとどけてみても一度測ってみたら、やっぱり気のせいじゃない。
1cm 大きいw
そういや昔自分の背をこまめに測ってた時(1番前か2番目か?と言う感じで背が低かったので気にしてよく測ってたのよ)朝の方が大きかったかもと思いだしたけど、 1cmも違ってたっけ?
とあたまに?を残しつつその日は終了。
やっぱり気になるので、夜にまた測ってみたら今度は 1m!
やっぱり朝は 1cm 伸びてたのか・・・
結構朝と夜とで違うのね。
とりあえず、公式的には娘の身長は現時点で 1m ということにしています。それまでも夜に測ってたからね。
[木組みの家] ワークショップ木組み・松井郁夫建築設計事務所へ行く
いざ、木の家をつくらん。
と言うことで、松井郁夫建築設計事務所に連絡をしてまずは話をすることとなった。
どきどき・・・
さて、当日はどしゃぶり。
最近もそうなのだが出かけると雨が降ることが多い。我ら夫婦いずれかが雨男・女なのだろうか・・・
そのどしゃぶりの中事務所まで行くのだが、これが微妙に分かりづらくしばし迷ってしまった。
今でこそ、1階からおしゃれなオフィスとして目立っているが当時は2階にしか構えていなく、どこのビルかも分かりづらかったのだ。
中にはいるといかにも昔の技術系の事務所という感じ。
壁には本棚に雑誌や書類が入っていると思われるファイルがぎっしり。そして事務所のスペースいっぱいに机が並ぶ。人の通るスペースは結構狭い。
自分がはじめに入った会社を思わせる。
この日はまあ顔合わせということで
・ワークショップ木組みを選んだ理由とか
・どんな家に住みたいと思っているか
うちの奥さんの実家で住んでいた家の雰囲気がいいとか
・家に帰ってきたときに、直接部屋に行くのではなく一度リビングを経由させたい。と言う導線の話とか
を漠然と話した。
その上でひとまずは提案をしてもらうと言うことで、宿題が出された。
・今持っている家具・寸法洗い出し
・初回設計のための現地視察(日にちの決定)
これは視察の約束を下のか、今の確認済み書のコピーを送ったのか忘れたw。確認済み書だったかな?
まあ要するに、初回の提案を頂くための敷地について明確ににするという点だ
これらを持ち帰り、諸々用意を開始した。
といっても、今持っている家具についてはあらかた捨てる・あげるつもりだったので、特にはなかったりした。
というわけで、諸々用意して松井さんに渡したわけである。
さあ、どんなのができるのか!?
どきどきであった。
[木組みの家] ワークショップ木組みに決めるまで
今回は、いろいろある設計事務所や工務店の中から
なんでワークショップ木組みにしたのか?
と言ったところを思い出してみようと思う。
インターネット
僕は Webの仕事をしているのでやっぱり情報収集するならインターネットだった。omeGoogleさんの出番である。
僕の場合は
- 金物を使わずに木と木を組み合わせて作る家
- 植林とか森についても考えていること
- 職人っぽいのが好き
というところが興味があったので、そういうページがないかを検索をしたように思う。
単なる木の家とか、住環境とかそんなことは考えてなかったです。
職人がつくる木の家
そんなに興味を引くようなページはなかったのだけど、
検索してブックマークをしたホームページは、松永工務店、職人がつくる木の家だった。
とくに 職人がつくる木の家のホームページは面白い特集がそろっている。
伝統的な昔の家のつくり方・知恵についてわかりやすく書かれているページや「作り手インタビュー」という、大工さん・左官屋さん・工務店・設計事務所などなど伝統的な木の家をつくっている職人さん・設計者たちへのインタビュー記事もあり、面白い。
松井郁夫建設設計事務所
その中でも特に面白かったのが、松井郁夫建築設計事務所へのインタビュー記事だった。
家をつくるなら、こういう人につくってもらいたいなあ
と思う内容だった。
- 仕事の流れでは「たまたま上流にいるのが設計士なんだ」
- 建て主の要望と職人の技をつなげるのが設計者の仕事
といった考え方は、自分が仕事をする上でも大事なことだなぁと共感する内容だ。
松井さんは職人さんを大事にしている人というのが印象だった。
僕も職人好きで、大工さんになりたかったこともあったので
インタービューの内容は納得できることも多く、信頼できる人と感じた。
それで、松井郁夫建設設計事務所のホームページを定期器にチェックをしていたところ、ワークショップ木組みをたちあげたことを知った。
ワークショップ木組み発見
ワークショップ木組みは、住まい手を中心として山・職人さん・設計者とそれぞれ直接契約をして、協働での家づくりを目指しています。
いままであいまいだった価格(部材から工数まで)についてもオープンにして仕事の流れを見えやすくお互いを信頼して家をつくっていく仕組みです。
設計事務所だけではなく、山・職人さんとも直接契約してつながりが持てるというのが僕には非常に魅力的で、いいなあと感じた。
やっぱりここでも正直な感じをうけて、もし、家をつくってもらうならここだなぁと結構決めていた感じだった。
そしてワークショップ木組みにするか
ちょうどこのころに自分にも子供ができたこともあって、アパート暮らしもなんだよなぁと感じていた時期でもあった。そして、贅沢にも自分の親の持っていた土地があいていて使ってもいいよという幸運にも恵まれていた。
なにより、この先こういう木の家というのがはやってくるのでは!?
という思いがあり、はやりもの嫌いな自分としては今決めるしかないんじゃない?という焦り?はやまった?
まあ、そんな感じでワークショップ木組みへ電話をすることになるわけです。
[木組みの家] どうして木組みの家にしようと思ったか
ともとは木組みの家というものにすごいこだわりがあったわけではなかった。もとより木組みの家というものについて全く知らなかったといっていいくらい。それがどうして木組みの家というものにたどり着いたかということを記憶を頼りに書いていこうと思う。
ただ、この記憶というのがあまり当てにはならないのでその点は許してもらいたいと思います。去年生まれた子供の名前がどうやって決まったか?ということについて、僕とうちの奥さんとの内容が違うというくらい当てになりません。
僕は結婚をしてから今のところに移り住むまでは西荻窪に住んでいた。西荻窪はうまい食い物屋飲み屋がたくさんあるいい街だったのだが、それ以外でよかったのが井の頭公園が近くにあったことだ。
うちの奥さんは散歩好きのため週末はよく一緒に散歩をしたのだが、メインの散歩コースが井の頭公園までの約40分だった。その道すがら「あの家いいね〜」とか「あのマンションおしゃれだね〜」とかよく話していたのだが、うちの奥さんが「でもやっぱり木の家に住みたいよね」のようなことをよく言っていて、すっかり洗脳されてしまったわけである。
ちなみに断っておくけれども、当時自分たちは家を買える金を持っていたわけでもなく、単なる願望を話していただけです。僕なんか万年貧乏といわれていた男だしね。
僕はコンクリートの打ちっぱなしの家もおしゃれだなーとおもっていたしそれほど木の家というものにこだわりがあったわけでもなかったのだけれども、すっかり頭の中には木の家というキーワードがインプットされていたようだ。
うちの奥さんは木の家の写真を見たり、そういう家が紹介されている雑誌を見るのが好きだった。あるとき、本屋さんでこれはうちの奥さんが喜ぶかもと思い手に取った本があった。それが「木の家に住むことを勉強する本」だった。割と高かったのだが買ってみたところ、うちの奥さんよりも僕がその本にはまってしまった。
この「木の家に住むことを勉強する本」はおしゃれな木の家の写真も紹介されているのだが、それ以上にその内容の濃さに僕はどっぷりはまってしまった(専門の人から見たらそうでもないのかもしれないけれど)。
日本の森の現状、植林、木の特性、材としてどのように使われるか、木組みという家の建て方などなど、面白く勉強になることがたくさん書いてあった。
特に印象深かったのが、森を育てるということと、植林するということだった。
木を植えた山を森にするためには、除伐(枯れかかっている木などを伐る)や間伐(木が育つとその分光が入らなくなるので光合成のために気を伐る)といって人の手を加えないといい森として育たないということを知らなかった。人の手が入っていない森がいい森だと思っていたのだ。
また、家を一軒建てるということはその分木を使うということで、その代わりというわけではないが、植林体験という形で山に木を植えるという紹介もあり、これもとても印象的だった。
自分が家を建てるときも植林体験したいなあと、とても感じたものだ。
と、この本に出会ったことで自分としても木の家以外にねえなこりゃ。
となってしまったわけです。
あとは、ちょうど同じころに面白そうだなぁと思い手にとった本に宮大工千年の知恵―語りつぎたい、日本の心と技と美しさというのがあった。
宮大工ものといえば、木のいのち木のこころ―天・地・人が有名で売れているとは思うのだが
読みやすく、日本の木造建築というものに新たな視点を持たせてくれた
前者に1票入れたい。
この本も昔ながらの木の組み方であったり、木造建築の美しさであったり、軒反りであったり、いろいろと書いてあり、木の家というもの対して興味を持つのに大きな影響を与えた本だ。
というところが、自分にとっての木の家・木組みの家のはじまりとなった。
次回はなぜ、 ワークショップ木組み を選んだのか?という点でも書いてみます。
[木組みの家] はじめに
2004年4月、神奈川県藤沢市鵠沼海岸にマイホームが完成しました。
松井郁夫建築設計事務所さんによる設計、モクネットさんの木材、(有)エスエスさんによる施工にて完成した木組みの家です。
完成してすぐ、日経アーキテクチャ(no.722 6-14)に掲載され、 その取材を受けたときや、友だちが遊びに来たときに、どうしてこのような家(木組みの家・木の家)を建てようと思ったのか?
と聞かれたときに、 そもそもなんでだったんだっけ?
と思わず考えてしまった。
何で木の家にしようと思ったのか?というのを考えたときに
だったらその振り返ったことをホームページとして公開しよう
と思ったことからこのページを作ることを決めました。
木の家に決めるところから、実際に家が完成し、
住んでみてどう思ったかなどをつらつらと不定期で書いていくつもりだ。
まずは、家の外観や中の写真を紹介します。
外から見たところです。
こちら側からの概観は抜群にいいのですが、残念なことにこちら側はマンションが建っていてマンションの人しか見られません(涙)
入口からリビングを見ています
手前は吹き抜けになっていて、
リビング自体10畳も無いのですが非常に広く感じます。
2階の窓からも光が取れるので
晴れていれば日当たりよく
明るいです。
リビングから階段を見ています
2階にあがるのに必ずリビングを通るような構造です。
階段下にはテレビが入ります。
この吹き抜け部分の空間が
部屋を広く感じさせます。
2階の部屋です
はじめは細かく部屋で区切らずに、大きな1つの部屋としました。将来的に2部屋にしたり拡張できるんだって。
できれば、この大部屋状態のままとしたいですね。
屋根裏が無く、
天井がそのまま見えるのも
結構楽しいです。
木組みの家について
別ページにある木組みのページについて、、、
つい最近までのここのブログとおなじように、木組みの家のページの更新も滞りまくりなのは承知のとおり(え?知らないって?)
木組みのページはあえてブログ化せずに作ろうと思っていたのだが
やはり更新がめんどくさいのか、はたまた自分が飽きっぽいだけか(こっちだな)更新は止まっているわけである。
そこで、今回は木組みのコンテンツもブログ化してしまおうか・・・と思っている(もう、なんのブログなんだか分からなくなるが)
木組みのページ自体をもう一つ別のブログにすることも手なのだが、
MovableTypeと違い、管理ページ上で簡単にブログを増やせないのが WordPress。
MTに大きく劣ると感じるところか(DB別にするしかない模様)
ま、二つに分けると力も分散してどちらも更新されなくなるだろうことは目に見えているので
敢えて組み込んじゃいます。
まずは、今まであるコンテンツの移動だな
(ふう、これで3回分のネタは確保できた・・・)